グーグルが「Android11」の正式版を発表しました。
今後、Pixel、OnePlus、Xiaomiなどを含めた数種類の端末向けに配信される予定ですが、具体的な機種名は明らかにされていません。
今後数か月でその他の端末にもアップデートを提供する予定だとしています。
今回のアップデートの柱は、「コミュニケーション」、「コントロール」、「プライバシー」です。
Android11で搭載される機能をいくつかご紹介します。
メッセージアプリの「バブル」
この機能はメッセージアプリで使用することができる機能です。
facebookメッセンジャーなどですでに実装されている機能で、円形のアイコンにメッセージアプリが集約されます。
この機能を使うことで、ほかのアプリを使っていても、画面に表示されているアイコンをタップすることで、すぐにコミュニケーションをとることができるようになります。
YouTubeやLine通話で利用できるPIP機能のようなイメージです。
画面収録機能
やっと正式に追加された画面収録機能。
ゲームなどの録画などをすぐにできるこの機能は、今までGoogle
Playから手に入れることができるサードパーティー製のアプリや、Google
Playゲームでのゲーム録画を利用するしかありませんでした。
画面録画がAndroidの標準機能として追加されたことで、難しい操作をすることなく、手軽に録画ができるようになるのではないでしょうか。
電源ボタンでのコントロール
現在、電源ボタンは電源のON/OFFや、スクリーンショット、再起動などをするときに長押しで利用されています。
Android11では、電源ボタンを長押しすることで、スマートデバイスと連携した動作、照明の操作などを行うことができる画面に切り替わるようになります。
メディアコントロール
Android11ではメディアのコントロールが新しくなります。通知欄に表示されていたミュージックは画面を上からスワイプして表示させることのできるWi-FiやBluetoothなどの設定欄へ移動し、イヤホンや本体、スピーカーなどの切り替えがスムーズになります。
ワンタイムパーミッション
この機能は、プライバシーの強化として開発されました。
現在はアプリに何らかの権限を与える場合、「常に許可」、「アプリを使っているときだけ許可」、「許可しない」が選択肢としてありましたが、Android11では「1回だけ許可する」を選べるようになります。
新しいアクション
Pixel2以降のスマートフォンを使用している場合、毎日のルーティーンに基づくアプリの提案をする機能や、スクリーンショットをとった際の新しいアクションが追加されます。
その他にも様々なアップデートの要素が含まれていますが、筆者が気になった機能はこんな感じです。
機能の詳細が知りたい方は、Android11の紹介ページをご覧ください。ただし、全部英語です・・・。
Android11にも対応予定のPixel 4aの記事はこちら
Pixel 4a Androidの便利機能!PIPやジェスチャーの使い方
今回はPixel 4aの便利な機能をご紹介していきます。中にはAndroid10の機能もあるため、Pixel 4aでなくとも最新のOSをインストールしているAndroid端末では同じ機能を使うことができるものもあるかと思います。 このブログでご紹介する機能の設定方法はPixei 4aを基準としています。 筆者がPixel 4aを使ってみた感想もまとめていますので下の記事もご覧ください。 ...
追記:筆者の使っているPixel 4aには早くもアップデートが来ました。さすがはGoogle純正ですね。Pixelをお持ちの方で、更新が来ていない方は、設定のシステムからアップデートを確認してみてはいかがでしょうか。
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